グラフウィザードを使用してフォーム上にグラフを表示させるには

フォームのグラフウィザードを使用してフォーム上にグラフを表示する方法を解説します。ここでは、Access 2000に添付されている Northwind,mdb を使用して商品区分別売上高のグラフを作成する例を紹介します。

ステップ1:グラフ表示するためのクエリを作成

  1. Access 2000を起動して Northwind.mdb を開きます。 Northwind.mdbは、通常 C:\Program Files\Microsoft Office\Office\Samples にインストールされます。

  2. データベースウィンドウが表示されたらクエリタブをクリックして新規作成ボタンをクリックします。

  3. クエリの新規作成ダイアログが表示されたら、一覧からデザインビューを選択してOKをクリックします。

  4. テーブルの表示ダイアログが表示されたら、テーブルタブをクリックして、テーブルの一覧から商品区分を選択して追加ボタンをクリックします。同様の手順で、商品、受注明細、受注テーブルを追加します。最後に閉じるのボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

  5. クエリのデザインビューが表示されたら、商品区分テーブルから区分名をドラッグします。

  6. 受注明細テーブルから単価を選択して、下記に示す計算式に書き換えます。

    金額: CCur([受注明細].[単価]*[受注明細].[数量]*(1-[受注明細].[割引]))


  7. 受注テーブルから出荷日をドラッグします。並べ替えのカラムに昇順を追加します。抽出条件のカラムには、Between #95/01/01# And #95/12/31#を追加して1995年の1月から12月までの受注データを抽出します。

    図1-商品区分別売上高グラフを作成するためのクエリ


  8. このクエリをqry95年商品区分別売上高の名称で保存します。
  9. メニューから実行アイコンをクリックして結果を表示します。

    図2-クエリの実行結果






ステップ2:グラフウィザードを使用して非連結のグラフ作成

  1. データベースウィンドウからフォームの新規作成ボタンをクリックします。フォームの新規作成ダイアログからグラフウイザードを選択します。次に、コンボボックスからステップ1で作成した qry95年商品区分別売上高 を選択してOKをクリックします。


    図3-リストボックスからグラフウィザード選択してコンボボックスから qry95年商品区分別売上高 を選択


  2. グラフウィザードのダイアログが表示されたら、>>ボタンをクリックして全フィールドを選択して次へのボタンをクリックします。

    図4-グラフ表示するフィールドを選択


  3. グラフの種類を選択するウィザードが表示されたら。折れ線グラフ(左から3列目の上から3行目)を選択して、次へのボタンをクリックします。

    図5-グラフの種類から折れ線グラフを選択



  4. グラフウィザードは、クロス集計クエリを前提にしていますので、X軸項目(区分名)と凡例(月ごとの出荷日)が逆に配置されています。
    図6-グラフウイザードが作成したサンプルレイアウト



  5. グラフウィザードのダイアログ右側に配置されているフィールドリストから区分名を選択して、グラフ上の凡例(月ごとの出荷日)にドラッグします。次に、フィールドリストから出荷日を選択してX軸項目(区分名)にドラッグします。


    図7-出荷日と区分名を置換する

    グラフ上のX軸項目(月ごとの出荷日)をダブルクリックして、グループ化のダイアログを表示させます。このダイアログからは、年、四半期、月、週、日、時、分単位にグループかすることができます。この例では、月ごとの出荷日が選択されていますのでキャンセルボタンをクリックしてダイアログを閉じます。次へのボタンをクリックして、最後のウィザードを表示させます。

  6. グラフタイトルのテキストボックスに95年商品区分別売上高を入力して完了ボタンをクリックします。

    図8-グラフタイトルを入力


  7. フォーム上にグラフが表示されたらデザインモードに切り替えて、グラフのオブジェクトを選択してプロパティを表示させます。プロパティウインドウのデータタブをクリックして、使用可能(Enabled)がはい編集ロック(Locked)がいいえに設定されていることを確認します。このグラフは、フォームと連動していない非連結のグラフですから、フォームのスクロールバーなしレコードセレクタ、移動ボタン、区切り線いいえに設定します。


    図9-グラフおよびフォームのプロパティを設定


  8. グラフのOLEオブジェクトを選択して、サイズハンドラー(■)を表示させます。サイズハンドラーをドラッグして16x8cmぐらいの大きさに拡大します。このグラフは、あまり見栄えがよくありませんが、ステップ3で見易いグラフに編集します。

  9. フォームをfrm95年商品区分別売上高の名称で保存します。

 



ステップ3:グラフウィザードで作成したグラフを編集

  1. ステップ2で保存したフォーム(frm95年商品区分別売上高)をデザインモードで開きます。

  2. フォーム上のグラフを選択したら、ダブルクリックしてGraph9のOLE Serverを起動します。グラフのサイズハンドラー(■)をドラッグしてOLEオブジェクトのフレームと同じサイズになるように調整します。

    図10-Graph9のOLE Serverを起動したところ



  3. Graph9のOLE Serverを起動した状態で、フォントや表示内容を変更します。

    図11-グラフ表示領域を拡大したところ

    グラフタイトルをダブルクリックして、書式設定ダイアログを表示させます。フォントタブをクリックしてフォントスタイルを太字、サイズを12に設定します。次に、自動サイズ調整のチェックボックスを外しOKをクリックします。

    図12-グラフタイトルの書式設定




    グラフ上の凡例をダブルクリックして、書式設定ダイアログを表示させます。フォントサイズを10に設定して、自動サイズ調整のチェックを外してからOKをクリックします。

    数値軸(Y軸)をダブルクリックして、書式設定ダイアログを表示させます。目盛タブをクリックして表示単位をに設定します。フォントタブをクリックしてフォントサイズをに設定したら、自動サイズ調整のチェックを外します。表示形式タブをクリックしたら、分類から通貨を選択してOKをクリックします。

    項目軸(X軸)をダブルクリックして、書式設定ダイアログを表示させます。フォントタブをクリックしてフォントサイズをに設定したら、自動サイズ調整のチェックを外しOKをクリックします。X軸のフォントサイズを9以下に設定すると、出荷日が2行になって見易くなります。

    図13-Y軸の書式設定ダイアログ


  4. フォーム上のグラフ領域外をクリックしてGraph9のOLE Serverを終了させます。メニューからビューアイコンをクリックして結果を確認します。

    図14-フォームビューでグラフを表示させた例

Tip:
デフォルトでは、X軸の出荷日は英語の月名が表示されます。(日本化が不完全のようです)
X軸に表示される月名を変更するには、グラフのプロパティを表示させて値集合ソースの出荷日を 式1: (Format([出荷日],"yy mm")) のように書き換えます。

 



Tip:
他のグラフを表示させるには、フォーム上のグラフをダブルクリックしてGraph9のOLE Serverを起動します。グラフメニューからグラフの種類をクリックして、ダイアログを表示させます。グラフの種類からを選択して、形式から上段真中を選択します。サンプルを表示するのボタンをクリックしてホールドしているとサンプルが表示されます。OKボタンをクリックしてダイアログを閉じます。メニューからビューアイコンをクリックしてグラフを表示させます。

同様の手順で、積み上げ縦棒グラフ、100%積み上げ縦棒グラフを表示させて見ましょう。商品区分別の内訳を分析するには、積み上げ面グラフ、または100%積み上げ縦棒グラフが最適です。

図15-積み上げ面グラフを表示させた例


図16-積み上げ縦棒グラフを表示させた例



100%積み上げ縦棒グラフを表示するときは、数値軸(Y軸)をダブルクリックして書式設定ダイアログを表示させて、表示形式をパーセンテージに設定します。

図17-100%積み上げ縦棒グラフを表示させた例

Tip:

グラフウィザードを使用してAccessのフォームに作成したグラフを電子メールで送信することも可能です。詳細は、Accessのフォームに表示されたグラフを電子メールで送信するには を参照してください。